くるみの楽しいクローン日記

看護学生がクローン病になった話と日々のあれこれ

クローン病の入院生活#4~4週間絶食すると言われたときの心境~

3月26日月曜日

私の病気はクローン病である確定したので、治療方針が決まりました。

「これからは、絶食とステロイドの治療をするからね。ちなみに絶食の期間は4週間だからね。」と医師に言われました。

「4…週間ですか?」

え?長くない?1ヶ月食べないってこと?どゆこと?

私がかなり戸惑った顔をしていると。

「早期発見の人はそんなもんだよ。中心静脈栄養して栄養はとれるから大丈夫だよ。」

あ、私ってこれでも早期発見だったんだと知りました。

実際に、他のクローン病患者さんは半年とか絶食されている方もいるみたいで、1ヶ月は短い方なのだと思います。

このとき、私の感覚がずれているのか、患者と医師のとの間の感覚にずれが生じているのか分かりませんでした。

看護師さんは、え?看護学生なのに知らなかったの?というような顔をしていました。

いやあ、その時ちょうど2月の体調が悪かった時のテストの範囲で、ちょうど消化器の分野捨ててたんだよね。勉強不足ですみません。

4週間ご飯食べないなんて本当に出来るのだろうか。

私の特技の中に、ご飯を完食することも含まれていました。友人と90分間焼き肉食べ放題もに行くと男子と変わらない量を食べていました。人が食べきれないものを残さず食べていたので、よく残飯処理係と言われていました。

こんな私が何も食べないなんて信じられない。

だから、今自分の食べているご飯がとても貴重になる。絶食が始まる日まで、ちゃんと味わってご飯食べようと心に決めました。

でも口内炎が痛くて食べるのがとても大変だったので、食べられなくてもい行かなあと思っていました。

しかし、そう思っていたことを絶食が始まってすぐに後悔しました。