クローン病の入院生活#9~中心静脈栄養を施術される話~
3月27日火曜日夕方
午前中から午後にかけてのダブルバルーン内視鏡が終わりました。
この話ですね。同じ日です。
この後の夕方、中心静脈栄養が施術されました。
私は頸静脈にされることがどうしても怖くて落ち着きませんでした。
もうすぐ始まると思うとソワソワしていました。
そこで看護師さんに聞きました。
「中心静脈栄養されるときってどんな感じなんですか?」
「シートみたいのを被されますよ。局部麻酔もありますから大丈夫です。」
…シート?
検査室みたいなところのベッドに寝かされました。
「これから始めるからね。」と先生。
ああああ…始まる。ああああ。
何かを被されました。本当だ。シーツみたいなのだ。
半透明のシーツを被されていて見にくいし、施術されてるのは首だから見えませんでした。このシーツは滅菌ドレープでした。
頸静脈つまり、血管の中に菌が入らないように、清潔野を作るためです。シーツから上の空間は清潔です。
あ、麻酔された。管が入った感じがする。
思ってたより怖くなかった。ほッ。
こういうものは最中より、される前が一番怖く感じるものです。
『看護技術が見えるvol.2臨床看護技術』の中心静脈栄養のところを読み返すと、あの時の光景は上から見るとこんな感じなんだと感慨深く感じました。
終わった後、首にガーゼを付けられました。
動きにくい…。とりあえず終わった。
いや、これによって絶食生活が始まるのか。