くるみの楽しいクローン日記

看護学生がクローン病になった話と日々のあれこれ

クローン病ってどんな病気?症状から食事制限まで

クローン病とは?

わたしが患っているクローン病について説明します。

クローン病とは指定難病の消化器系疾患のことで、いわゆる難病です。

クローン病は、小腸や大腸などの消化管に炎症や潰瘍を引き起こす慢性の炎症性腸疾患です。20代で発症することが多く、日本に約7万人いるそうでです。

 

まずは消化器系について

クローン病は消化器系が大きく関係するので、まず消化管について説明したいと思います。

消化管は、食べ物を消化し、栄養を吸収してエネルギーを得ることと、栄養を吸収した残りかす(残渣)を排泄する役割があります。

消化管には、口腔から、咽頭、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肛門までが含まれています。

クローン病になるとその消化管に炎症が起きるので、消化・吸収・排泄の機能に影響が出ます。

 

クローン病の症状について

人によって病変部位が様々なので、引き起こされる症状も様々です。

主な症状としては、腹痛、下痢、発熱(炎症による)、体重減少(栄養吸収できないことによる)、痔瘻、全身倦怠感(だるさ)があります。他にも、アフタ性口内炎、貧血(鉄分吸収できないことによる)などがあります。

それらに加え、クローン病による合併症も引き起こされます。合併症には、消化管で起こるものと消化管外で引き起こされるもので分けられます。

  • 消化管に起こるもの:穿孔(腸管に穴が開くこと)、瘻孔(腸管と皮膚の間や腸管と腸管の間に穴が開くこと)、狭窄(腸管が狭くなること)、閉塞(腸管が塞がってしまったり、詰まってしまったりすること)など
  • 消化管外で引き起こされるもの:関節炎、結節性紅斑(皮膚が赤く盛り上がる硬結が生じ押すと痛みが生じること)、虹彩炎(目に炎症が起きて目がかすんだり、白目が充血したりすること)など

クローン病には、寛解期と再燃期が存在します。症状が治まって普通に生活できるときを寛解期、また先ほど挙げたような症状が出てきてつまり再燃してまう時を再燃期と言います。治療と食事療法によって寛解期を保つことが目標ですが、この寛解期と再燃期を繰り返します。

 

ちなみに自分の場合は一番ひどいときで、腹痛、下痢、腹部膨満感、痔瘻、発熱、全身倦怠感、貧血、口内炎、関節炎、結節性紅斑がありました。いやいや大変すぎな。

 

食事制限について

症状が再燃してしまわないようにクローン病には食事制限があります。

低残渣低脂肪食にするということです。

低残査とはざっくりいうと不溶性食物繊維を避けるということです。低脂肪とは揚げ物や炒め物など油を使用した調理法や脂質がもとから含まれている食材を避けるということです。

あとは刺激物も腸に良くないので出来るだけ避けます。

つまり、焼き肉とラーメンとコーヒーとからあげとチーズフォンデュなどを避けるということですね!イメージでいうとボディビルダーの軽い減量期の食事をずっと続ける感じだと思います。

クローン病の発症率が高い20代は食べ盛りの時期なのでこのようなものに制限があるというのはきついものがあると思います。でも食べてしまったら再燃してしまうと考えると、手が止まりますね。