くるみの楽しいクローン日記

看護学生がクローン病になった話と日々のあれこれ

クローン病と検査の話#5~CTは温かくなる~

3月23日金曜日

5.腹部CT

CT検査とは、X線撮影した体の輪切りの画像を再合成して身体に異常がないか調べる検査です。

私はクローン病の他に感染症がないか確認するためCTを行いました。

腹部の場合は、検査のために1食抜きます。

CTの機械の台に仰向け(仰臥位)になり、臓器の血管や血流の関係をみるために造影剤を静脈内注射で打ちます。

事前にCTを経験したことのある母に、造影剤を打たれると、検査中に診る部分だけ温かくなると言われていました。

本当にそうなのだろうか…?と思っていました。

実際にCTの機会に通されている時、検査する部位があったかくなるんですね。私はお腹の下の部分が温かく感じました。温かくなった部分で血管の存在を感じました。

ほんとかよ。

結果、感染による膿瘍(膿が満たされた空洞のこと)は見られず、感染症は併発していないとのことでした。

あと血液検査結果です。

f:id:ijiri_kurumi:20181030125932j:image

ヘモグロビンが9.3は低すぎますね。アルブミンも低いし。

検査の結果、クローン病になったので治療のために入院することになりました。この日から入院生活が始まります。

医師から2か月と申告されたので少し驚いてはいましたが、治療が終わればまた学校に戻れるとその時は思っていました。