クローン病の入院生活#24~20代の発症率が高いからSNSの病気垢が多い~
4月5日木曜日
朝8時過ぎ、先生は引継ぎが始まる前にいつも私のところに来る。
「ブドウ糖は腸を刺激してしまうけど、少しなら良いよ。」と言いました。
「そうなんですか⁉」
やった飲み物でも嬉しい。でも少しってどんぐらいやねん。
看護師さんに聞いてみました。
「少しっていってもねえ。」と微妙な顔をされました。
あ、これはダメだ。
結局、水とお茶だけ生活を続行しました。
ネットで見る限り、他の絶食している人は飴だけなら許可が下りているみたいでした。
その人のインスタには大量の飴がテーブルに山積みになっている写真がありました。
他のアカウントには隠れてジュースやお菓子を食べている投稿もあもりました。
インスタグラムで#クローン病、#クローン病と繋がりたい、#不良患者などで検索すると沢山出てきます。
クローン病の発症時期は20代が多いため、SNSを利用していることが多いのだと思います。だから発信している人も多い。
病気垢ってやつですね。
インスタのなかでは、食べ物が一般的に多く投稿されています。
インスタ映えスイーツが流行っていますしね。
クローン病には食事制限があるため、食べ物に関することを若者のクローン病患者は投稿していることがよく見受けられます。
そして、いつも食事が運ばれてくるとき看護助手さんがお茶(番茶)を入れてくれます。
飲み物の中ではお茶しか味があるものがありませんでした。
つまり、ずっと口の中かお茶味なんです。
その味に飽きて、看護助手さんからお茶もらうの辞めました。
だからずっと水飲んでました。