くるみの楽しいクローン日記

看護学生がクローン病になった話と日々のあれこれ

クローン病と検査の話#3~下剤はつらいよ~

3月19日月曜日の夜

やっと今日の腹部エコーと胃カメラと小腸バリウムの検査が終わって家に帰ってきました。

病院から帰ってきてもバリウム検査はバリウムを排泄するまでが”検査”だそうです。

バリウムを飲んだ後は白色の便が出ます。白い便か…どんな感じになるのだろうと思ってました。しかし、わたしの場合は既に下痢だったので白い下痢となって排泄していきました。

うーん。

明日は、大腸内視鏡検査を行います。検査をする前に腸内を見やすくするために全て下剤で出し切ります。当日の排泄が出来るだけ楽になるように、前日の食事は残渣物の少ない(食物繊維の少ない)具なしの食事にします。例えばゼリーや素うどん、具なしのみそ汁にし、十分な水分摂取をします。

私は素うどんとリンゴを食べていました。

そして21時に下剤200mLほどを飲みます。多分ラキソベロン内用液0.75%だったのだと思います。

その味は激甘ポカリスエットのようでした。

これはまだ飲めます。

私は夜間に下痢をしていたので、夜に下剤を飲むことによってより夜間の排泄回数が増えてきつかったです。

 

3月20日火曜日

4.大腸内視鏡検査(下部消化器内視鏡検査)

この検査では、肛門からカメラを入れ大腸の様子をみることが出来ます。診察を断定するために必要時には生検を行います。私もされた。

大腸内をきれいにするために、下剤を2L飲みます。私の場合はモビプレップでした。

これです。

f:id:ijiri_kurumi:20181026094119j:image

だいたいの飲み方としては、200mLを10分間で飲み×2、その後に水150mLを10分間で飲みます。これの繰り返しです。

下剤はおよそ3時間で飲み切ることが出来ます。

この下剤の味はポストニックウォーター(ポカリみたいな、知ってる人は分かると思う)を苦まずくした感じです。時間が経つにつれてどんどん飲めなくなります。

この下剤を飲んでいる間にトイレに行きます。およそ排泄回数は20回ほどで腸内のカスがなくなり検査が出来るようになります。

つまり、3時間のちに20回トイレに行くことになります。

しかも下痢。

当日、大腸内視鏡検査準備室で下剤を飲みます。

この部屋で、私以外はおじさんばかりでした。この時、私は37.5℃の発熱があり、さらに痔もありました。なので痛みと熱でフラフラな状態でトイレに何回も駆け込んでいました。下痢によって皮膚も荒れるのでこれも痛いです。

しかも下剤がだんだん美味しくなくなるように感じて飲めなくなるので、これがまたきつい。

カスがなくなったら、排泄物の状態を看護師さんが確認してOKを貰います。私は前日にバリウムを飲んでいたので、そのバリウムが最後まで残って中々終わりませんでした。

検査の中で何が1番きつかったって、下剤を飲むことでしたね。