くるみの楽しいクローン日記

看護学生がクローン病になった話と日々のあれこれ

クローン病になった話#5~発熱と口内炎と関節炎~

2月23日金曜日

夕方ベスパーに行きました。何故がフラフラするので、寮に帰って体温を測ると38.2℃ありました。そのため、次の日も礼拝を休んで寝ていました。この日からご飯を食べると腹痛がしたり、気持ち悪くなったりしていました。私はお粥があまり好きではなかったので、普通食にしていました。食堂の食事は揚げ物や生野菜が多く、お腹が弱っている人にはきついものがありました。でも食べないと元気が出ないだろうと思っていたので、気持ち悪くなりながらご飯を食べていました。

 

2月24日土曜日

久しぶりに教会を休みました。私の学校はキリスト教系の学校で、ノンクリスチャンとクリスチャンが混在しております。学校にいるとどうしても、”わたしはクリスチャンだから教会に行かなくてはならない”という気持ちが強くなります。今回休んでしまったことで少し気持ちが楽になった気がしました。

友人のAに熱が出て悲しいと伝えたところ野菜スープを持ってきてくれました。今まで飲んできた野菜スープの中でで1番美味しく感じました。他にもAは食糧のない私にうどんをくれました。その日の夜に貰ったうどんを食べると、苦い味がしました。うどんってこんなに苦いっけ?と不思議に思いました。

後々調べてみたところ、栄養不足で亜鉛が不足していたため、味覚障害になっていたのだと思います。

 

2月26日月曜日

 ある同級生がわたしのことを気にかけてくれて朝ごはんをくれました。

しかし、もらった朝ごはんは、生クリームたっぷりの苺サンドと野菜ジュースでした。嬉しかったけれど、下痢をしている人にあげるものではないなと思いました。おいしそうだったので、結局食べました。

 あの踵の痛みは足首にまで広がっていました。足首を曲げるとひどい筋肉痛ように痛いたかったのです。階段の上り下りがとても辛かったので、おばあちゃんのように手すりにしがみついて上り下りしていました。

さらに膝にも赤い斑点が出来ていました。もしかしたら関節リウマチではないかと調べました。わたしには関節リウマチの初症状の一つである起床時の手指のこわばり感はなかったので、そうではないなと思い直しました。

 また口の中に口内炎が出来始めました。お腹を下しているから、きっと栄養状態が悪いからからだろうと思っていました。口内炎は一つや二つではありません。口の中全体に広がり、最終的には喉の奥まで口内炎がありました。

 このように体調が悪い中でも、留学のためにアポを取って話し合いを続けていました。しかし、先生方にこの話し合いをするよりもまずは体を休めなさいと言われました。春休みに体を休めさえすれば体調はどうにでもなるから、わたしは今決めたいのにと思っていました。話を濁されるばかりで、タイムリミットが近づいているのに話が進まないことに焦っていました。

 今思うと、こんだけ体調が悪かったのにテストを受け、先生と話し合いをしている自分にびっくりしています。